FM文字多重放送対応 SRF-DR11購入

この記事の内容は1年以上前に書いたものです。現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

2015年、FM補完放送が各地で開始された事を機に、再びラジオへの情熱を注いでいるところですが、FM文字多数放送(見えるラジオ)対応ラジオを中古で追加購入しましたので紹介します。

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1997年12月に発売されたSONY SRF-DR11(写真下)です。比較用に現行製品のICレコーダー ICD-UX533FA(写真上)も並べましたが、約18年前の液晶付きラジオとしては非常に小さく、FM文字多数放送(見えるラジオ)対応ラジオの中では最も小さい製品です。1997年と言えばポケベルブームからPHSブームに移行しつつある年代でしたので、ポケベルを意識した設計だったのはないかと思います。

1994年に開始されたFM文字多重放送は、2014年3月31日をもってAir-G’ FM北海道を除いた放送局ではサービスを終了しており、原則文字放送は受信できません(Air-G’でも番組情報の配信等は無く、お知らせとニュースのみとのこと)。

ただし当時のラジオはアナログテレビの受信が出来る製品が多い事と、文字放送受信のために高感度設計になっているものが多いため、私自身1996年発売のSONY SRF-DR5V(2007年、中古で購入したもの)を愛用していました(FM文字多重放送が受信できた当時は、放送波がステレオで入感していても、文字放送の受信に時間が掛かったり失敗したりすることが多く、強電界地域にいないと快適に受信できなかったという印象があります)。

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今回購入したSRF-DR11(写真左)と以前から愛用していたSRF-DR5V(写真右)です。

私がなぜ同じようなラジオを追加購入したのか、両製品のスペックを元に紹介します。なお、スペック中、赤文字になっている箇所は、両製品を比べてより優れていると感じたものを示しています。

  SRF-DR5V  SRF-DR11 
発売日   1996年12月11日  1997年12月1日
価格(税別) 24,000円 19,800円
 受信周波数

 TV 1~12ch
FM 76~108 MHz
AM 531~1710 kHz

 TV 1~12ch
FM 76~108 MHz
 表示素子  FSTN型LCD16864ドット
(縦68ドット×横248ドット) 
標準出力 内蔵巻き取りイヤホン なし
 出力端子  ステレオ超ミニジャック
(∅2.5mm)
 ステレオミニジャック
(∅3.5mm)
電源 DC3V、単4形乾電池2本 DC1.5V、単4形乾電池1本
 乾電池の持続時間
(アルカリ電池)
 FM多重 18時間
FM 44時間
AM 56時間
TV 28時間
 FM多重 6時間
FM 14時間
TV 12時間
 パワーオートオフ機能 オン(90分固定)・なしから選択  60分・90分・120分・なしから選択
最大外形寸法
(幅×高さ×奥行)
約67 mm × 99 mm × 21.5 mm 約88 mm × 50 mm × 16.5 mm
質量 約130g(乾電池含む) 約70g(乾電池含む)

こうやって比べてみると、今回購入したSRF-DR11のほうがSRF-DR5Vよりも約1年後発の製品だけあって、非常にコンパクトな筐体になっています。ところが、肝心なスペックですがパワーオートオフ機能の選択肢が広がったことと、イヤホンが汎用性の高い3.5mmタイプのミニプラグになった事以外は、AMも受信でき、イヤホンも内蔵している旧製品であるSRF-DR5Vに軍配が上がります。
特に乾電池での持続時間に関しては、FM放送を連続受信した場合、約14時間で電池切れしてしまうという致命的な問題もあります。

ではなぜSRF-DR11を追加購入したかというと、次の点が挙げられます。

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SRF-DR5Vには内蔵イヤホンのイヤーパッド部分が破損してしまうという致命的な問題があります。たまにネットオークション等で出品される同機種を見ていると、多くのものでイヤホンが破損しています。

そこで外部出力に頼ることになりますが、SRF-DR5Vの外部イヤホン端子はステレオ超ミニジャック(∅2.5mm)なので、他の機器では多く採用されておらず汎用性に欠けてしまいます。結局、他の機器と同じイヤホンを使いたいという理由により、SRF-DR11に興味を持ちました。

SRF-DR11も予想通り感度は良好で、群馬県渋川市の自宅から問題なく東京スカイツリーから送信されている在京各局のFM補完放送が受信できます。また、パワーオートオフの時間も選択出来ますので、就寝前に60分設定をしてオールナイトニッポンMUSIC10を聴きながら眠りにつくようにしています。

【SRF-DR11のプリセット登録】

  1. J-WAVE 81.3MHz
  2. NHK-FM前橋 81.6MHz
  3. まえばしCITYエフエム 84.5MHz
  4. FMぐんま 86.3MHz
  5. TBSラジオ 90.5MHz
  6. 文化放送 91.6MHz
  7. ニッポン放送 93.0MHz

 

SRF-DR11の欠点としてAM放送が受信できませんので、AM放送が聴きたい時はSRF-DR5Vも活用しています。

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【SRF-DR5Vのプリセット登録】

  1. NHKラジオ第一 594kHz
  2. NHKラジオ第二 693kHz
  3. TBSラジオ 90.5MHz
  4. 文化放送 91.6MHz
  5. ニッポン放送 93.0MHz
  6. NHK-FM前橋 81.6MHz
  7. FMぐんま 86.3MHz

SRF-DR5Vの場合、AM/FM混在でプリセット登録ができますので、前半1~5は従来からのAM放送の放送局を意識しています。

一長一短ありますが、この2機種は末永く使い続けていきたいと考えています。